開発環境現状2026
作成日時: 2026/1/25

はじめに
SNSを見ていて自分の開発環境についてもまとめたくなったので書きます...! 自分が快適に使うための環境整備って楽しいですよね(盆栽みたいなものだと思ってる)
ハードウェア編
物理マシン
まずは物理マシンから簡単に.現在使用頻度が高いのは下記の四台.
Dell inspiron 13世代i5ラップトップ
OSはWindows11 home(WSL2: ubuntu-22.04)
大学でMS Officeを使用する必要がある際に使用
メモリ価格高騰の波が来る前に32GBに増設しといてよかった.
Thinkpad T14 11世代i5ラップトップ
OSはArch Linux-6.17
外出先でのメモや内職等全般の作業用.
液晶不良のジャンクを格安で入手.思い切ってUHDパネルに換装するもコネクタが合わずLCDケーブルまで変える羽目になり大変だった(先に調べましょう).

起動直後からメモリを食いつぶすwinと違って治安がいい
Ryzen7 5800X3D デスクトップ
OSはWindows11 pro.GPUはRTX3070(VRAM8),メモリは64GB
メインはVRやったりエミュを動かしたりゲーム用.たまにUnityやBlender.
NodeやRailsを使った開発でも絶対にホストは汚さないので正直OSはなんでも問題ない.
RDPで外出先からも触れるがPCVRを飛ばせるほどのネットワーク環境を構築できてないのが現状.
Core i7第6世代 デスクトップ
OSはOmarchy(Arch).今年で稼働11年目になる元ゲーム用マシン.
ストレージは5TB(m.2 1TB, HDD 2TB×2)
25年春頃から自宅のNASとして使うためProxmox on TrueNASを運用.
夏あたりでOmachyが公開されてすぐにお引越し
現在はSamba/Next Cloudによるファイルサーバと身内で利用するDiscord Botの稼働.
長期休暇中は不定期でMC-server, Core Keeper Dedicated Serverとして稼働中.
入力機器
ここからはデバイス周りについて
ポインティングデバイス
現在使用しているマウスはトラックボール.ロジクールの「M575s」.3年近くZowieのZA11を使ってきたが,ゲームでの用途が減ってからという物かれこれ1年以上使っている.
自宅での利用時は専用ドングルでの無線接続,外出先での利用時はBluetooth接続.2チャンネルの切り替えがすぐにできるので気に入っている(電池駆動も良き).加えて,自宅では27インチモニターを縦二枚構成.外出先でも外部モニタとラップトップを上下に配置した構成がほとんどなため,親指のみでのカーソル移動は慣れてしまうと必需品.
トラックボールはフィッツの法則の最大化
また,Windows環境下ではLogi option+を使って下記のカスタムジェスチャーを割り当てている.
| コマンド | アクション |
|---|---|
| up + 上 | ウィンドウ最小化 |
| up + 上 | タスクビュー |
| up + 上 | ~/を開く |
| up + 上 | タスクキル |
| up | ページを進む |
後述するウィンドウマネージャーを使ったキーボードのみで完結するウィンドウ操作に加えて,マウス単体でもウィンドウ管理が行えるようにしている.
ダイナミックタイリングマネージャーの特性上,タスクの選択さえしてしまえば勝手にウィンドウが最適なサイズで表示されるため非常に相性がいい.
キーボード
現在自宅で使用しているキーボードは「Meletrix Zoom65 」.これまで自宅ではHHKB配列の分割型キーボード「7sPro」を使用していたが,Thinkpad純正キーボードでのタイピングが増えてからは通常の配列の方が手になじみつつあり回帰した.
キースイッチは下記の三種を入れている.
| アサイン | スイッチ | タイプ | 押下圧 |
|---|---|---|---|
| 数字記号外周部 | EPOMAKER Jade Blossom | リニア | 53gf |
| 基本英字部分 | Gateron Banana Smoothie | タクタイル | 60gf |
| Tab等長物 | Chosfox X Masro Ragna | リニア | 55gf |
重めの打鍵間とコトコトとした打鍵音が好みのため通常サイズの鍵にはハウジングからステムがPOM製でボトムアットフォースが比較的のものを選んでいる.
最近ではプロンプトの入力など長めの自然言語を素早く入力することが増えたため,文字部分のみをタクタイルする試みをしている.GateronのBanana Smoothieはレビューでも見られる通り,タクタイルの中でもハッキリとしたバンプ間があり,打鍵中のフィードバックがしっかりと指先に伝わってくるため心地が良い.
SpaceやTab,Reternキーなどスタビライザー付きの鍵で使用しているRagnaスイッチは,これまで試したスイッチのなかでも特に打鍵音が大きく,スタビライザーのカスレ音が気にならないくらいに良い音(特にTab)が鳴る.
ファームフェア
キーリマップにはQMKを使用している.65%キーボードではあるものの基本的に触れるキーは60%と同等の範囲内で完結しており,HHKB同様レイヤーベースでカーソル移動も行っている.
Space右側にFN,左側にALTを基準として左手でカーソル操作,右手でWMを使ったウィンドウ管理を行うことを基本方針としており,「WASD」を矢印,周辺の「E,R,Q,F」にHomeやEndといった動作を振っている.
IME切り替えはLinux,Win両方でFN+Spaceで行う.
ソフトウェア編
ここからは開発環境で利用しているソフトウェア周りを簡単に.すべてのハードで使っているソフトウェアを列挙するときりがないので主要部分を抜粋するが,基本的には全てのOSで同じような操作ができるコンフィグにしている.
Windows
エディタ/コーディングAI
IDEでは現在VSCodeを使っている.vimバインドは利用していないがサイドバーの操作,コードジャンプ等のショートカットは個別に設定している.
また,AI環境に関してはGithub CopilotのProプランを使用している. 夏頃まではCursorを使っていたが,いささか学生にはProプランの維持がきつかったことと,Github Copilotでは学生認証によりProプランが無償で利用できるため現在はそちらをメインで使っている.
またコーディング以外の用途でも,昨年では就職活動で利用するESの作成支援や管理をNotion MCP経由でシームレスに管理したり,拡張機能の開発でPlayWright MCPが使えたりと,主要なエージェント機能を十分使えたため満足している.
claudeのopas-4.5も公開後すぐに利用できるようになったり,最近ではCCと同様のSkillsを利用できるようになったこともあり,あまり不便は感じていない.
ターミナル
ホストOSのターミナルはPowerShell 7系統.プラグインとして「oh My Posh」を入れている.ブランチ名が確認出来たり最低限のコマンド補完と履歴が使えるため便利.
WSL環境のシェルではFishを使っている.GhostBSDのデフォルトのシェルとして触って以来,最初からいい感じになってるfishの配色と補間が好きで使っている.grepの出力結果のエイリアスも最初からいい感じ.
フォントはmaple-fontを使用している.
ランチャー
ランチャーは「Flow Launcher」を使っている.最近winでもRaycastがリリースされたらしいが,Flow Launcherはオープンソースでスタイルも自分で好きに書けるため現状移行は考えていない.
ウィンドウマネージャー
ウィンドウ管理にはGlazeWMを使っている.Hyprlandと同じ動的にウィンドウサイズが切り替わるタイル型のウィンドウマネージャーで,ウィンドウ操作がキーボードのみで行える.使用するモニタも1,2枚だがGlazeWM上で仮想デスクトップのようなワークスペースが使えるため,特にラップトップでの作業時には必需品.
Hyprlandのように細かなアニメーションの設定や,win API経由の描画の都合上動作に関して(Linuxと比較すると)不満はあるが,キーバインドを細かく設定できるためとても気に入っている.
細かいバインドや関連するタブバーなどについては以前こちらに書いてます.
ブラウザ
ブラウザはPerplexityのCometを使用している.研究室内の活動で論文を読むときや,英語で書かれたライブラリのドキュメントなどを読む際に,サイドバーからAIに直接プロンプトを渡せるので重宝している. こちらもcopilot同様学生認証によってProプランを利用している.
またブラウザから対話型の生成AIを利用したいときは,同じく学生優待でProプランを利用できるGeminiを使うことが多い.
その他
notion, discord, Filesなど
Linux
Linux環境では王道なWayland環境の構成のまま使っている.(winと被る部分や細かいところは今回は省略)
デスクトップ環境
Hyprlandを使用.とにかく動作が軽快.エディタ,ブラウザ,ファイルブラウザ等頻繁に使用するショートカットを入れているのでほぼほぼランチャーも使用していない.
Win環境との統一のためmodキーをsuper(win)かaltに設定し,サイズ調整等のバインドもそろえている.もともとHyprlandのレイヤでcaps2ctrlを使用していたが,QMKで書き換えた外部キーボードで困ったので最近keydを使ってOSレイヤで固定した.
ターミナルエミュレータ
kittyを使用している.使い始めたきっかけはfastfetchでミクさんの画像を出したかった(kitten)からただそれだけ.タイリングウィンドウマネージャがあるのであまり使わないが一応kittyの方でもウィンドウ分割は設定している.シェルはWSL同様fish.
イキってOpacityをいれるが実用性は皆無なのでトグルしてるのはここだけの話
ブラウザ
Braveを使っている.cometは提供されていないこと,講義資料閲覧用に自身のchrome拡張を使う上でChromiumベースが前提になったため,アドブロックが便利なbraveを選定した.
たまにwaylandとの相性もあってかたまにDDが効かない.
ランチャー
ランチャーにはwofiを使っている.
日本語入力
IMFはFcitx5,IMEとしてMozcを使っている.
その他
チャットツールとしてVesktopを使っている.Discord公式が開発しているLinux版ではWaylandとの相性が悪く正常に画面共有ができないためコミュニティ主導のものを利用している.
また,メモとタスク管理にはWin同様Notonを利用しているが,公式での提供がないためElecton製のnotion-app-electronを利用している.
おわりに
今回は2026年1月現在の開発環境について簡単に振り返りました.
まだまだ育成途中な部分も多いですが,使ってく中でこっちのが良いとかコンフィグを書き換えに行くこと.他のOSでは当たり前に提供されていた便利機能の存在に気づかされたり,必要な機能の中から多くの選択肢の中から選定して一つ一つそろえていく工程に楽しさを覚えていたりします.
今年も開発の傍ら一年ゆっくりと自分の環境を育てていきます...!